三期生の衝撃 ― ホロライブファンタジー、黄金期の扉を開く
- 推しマークMemo
- 2024年4月5日
- 読了時間: 2分

二期生とゲーマーズがホロライブの基盤を固めた2018〜2019年。その勢いに“伝説級の追い風”を吹き込んだのが、三期生「ホロライブファンタジー」です。
ファンタジーという物語性
2019年にデビューした三期生は、当初から「ホロライブファンタジー」というユニット名付きで世に出ました。メンバーは以下の5人。
兎田ぺこら:クセになる“ぺこ口調”で、瞬く間にホロライブの看板に。
潤羽るしあ:可憐さと激情を行き来する“ヤンデレキャラ”で強烈な印象を残す。
不知火フレア:温厚で頼れる“姉御肌エルフ”。
白銀ノエル:ほんわか天然で料理好きな女騎士。
宝鐘マリン:破天荒なトーク力とキャラ性で“ホロライブ最強の船長”。
彼女たちはそれぞれが強烈な個性を持ちつつ、「ファンタジー」という統一テーマでグループ感を演出しました。まるでRPGのパーティがそのままYouTubeに降臨したかのようなインパクトがあり、ファンにとっても覚えやすい存在になったのです。
切り抜き文化とバズの爆発
三期生の最大の武器は、配信の面白さが切り抜きで広まりやすかったこと。
兎田ぺこらの「ぺこぺこトーク」は一度見たら忘れられない。
宝鐘マリンのハイテンションなツッコミは、海外でも字幕付きで拡散。
潤羽るしあの感情表現は、切り抜き動画で“伝説の瞬間”を量産。
この時期からYouTubeのおすすめ欄やSNSに“ホロライブ切り抜き”があふれ、ファンがファンを呼ぶスパイラルが加速しました。
ホロライブ黄金期の幕開け
三期生の登場で、ホロライブは一気に「トップVTuber集団」としての認知を獲得します。誰を見ても面白い、どのコラボも盛り上がる、そして海外ファンもどんどん参入――。
この頃、ファンの間で語られるようになったのが「ホロライブ黄金期」という言葉です。「推しを追いかけていたら、他の子も好きになった」「切り抜きを見てたらいつの間にか全員推しになっていた」。そんな体験をしたファンが続出し、“箱推し文化”は完全にホロライブの代名詞となりました。徐々に業界内で存在感を放ち、次に訪れる「伝説の三期生」への流れを作り上げました。
三期生「ホロライブファンタジー」は、単なる新人デビューではなく、ホロライブを一大ブランドへと押し上げた革命でした。配信の楽しさ、切り抜き文化、そして海外人気の爆発――すべてがここから始まったと言っても過言ではありません。
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