ホロライブのはじまり ― 技術ベンチャーから生まれた奇跡
- 推しマークMemo
- 2024年4月1日
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更新日:4 日前

今や世界中にファンを抱える「ホロライブ」ですが、その出発点は意外にも“アプリ開発会社”でした。
2016年、谷郷元昭氏が立ち上げたカバー株式会社は、もともとVR/AR技術を活かしたエンタメサービスをつくるベンチャー企業。まだVTuberという言葉すら一般的ではなかった時代に、彼らは「スマホでキャラクターになって配信できるアプリ」を開発します。これが2017年12月にリリースされた「ホロライブ」アプリでした。
しかし、アプリを作っただけでは盛り上がらない。そこで登場したのが、カバー初の公式タレント――ときのそら。2017年9月、彼女は清楚系VTuberとしてデビューし、当時のYouTubeライブで地道に配信を続けていきます。
そして忘れてはいけないのが、裏方スタッフとして“ときのそら”を支えた「友人A」こと“えーちゃん”。本来は社内のデザイナー兼ディレクターだったのですが、配信にたびたび登場し、気づけばファンに“えーちゃん”として親しまれる存在に。結果的に「タレント+スタッフ=一体感のある配信」という、後のホロライブらしさを作り上げていきました。
この頃のホロライブは、まだ今のような巨大グループではなく、アプリと1人のタレント、そして1人のスタッフ。小さな実験室のような環境から始まった物語が、やがて世界を席巻するエンタメへと広がっていくのです。
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